1987年4月1日に日本国有鉄道は分割民営化され、各旅客鉄道会社(JR)が発足しました。これにともない、子供のころから慣れ親しんだ首都圏の国鉄線の呼び名であった「国電」が使えなくなるということで、その後継となる愛称として「E電」という言葉が生み出されました。
しかしながら、ご存知のようにE電はまったく定着せず、いつのまにか「JR」という呼び方が一般的となりました。
JR発足当初は「E電」を広めるためのヘッドマークが各線に掲出されていました。
当時の埼京線は新宿以北のみの運転で、元山手線のうぐいす色の103系が運用されていました。こちらはE電ではなく、JR発足のマークです。