前回に引き続き、通過列車のタブレット交換の様子です。
今回は宮津線(現京都丹後鉄道宮豊線)の四所駅です。この駅は優等列車は通過しますが、特急あさしお、急行丹後などの運転本数が多く、タブレット交換をよく見ることができました。
特急あさしおの交換の様子です。
まず、運転手の助手がこれまでの区間のタブレットを駅のタブレットキャッチャーにひっかけます。時速はおそらく20km/hくらいまで減速しています。
これから走行する区間のタブレットがセットされています。
今回は車両についているタブレットキャッチャーではなく、助手が手で取りました。
続いて急行丹後です。これまでの区間のタブレットを置きます。
先ほどと同様に、手でキャッチしました。
いまではもう見ることのできない光景ですが、JR発足直後はまだ全国にこのような区間がいくつか残されていました。