都営地下鉄の古いスナップです。1985年前後ではないかと推測されます。
まずは三田線の6000形です。三田線は三田-西高島平間の運転で、2000年に三田-目黒間が開業して東急目黒線との直通運転が開始されました。6000形はのちに前面に青帯が追加されましたが、当時は帯が側面のみであり、前面はのっぺりした印象でした。
6000形は現在秩父鉄道や熊本電鉄で運転されています。
続いて新宿線の10-000形です。当時は笹塚-船堀間の運転で、本八幡まで開通したのは1989年です。
当時としては斬新なデザインとともに、10-000形という形式にも驚きを感じました。こちらのほうが新しいにも関わらず、地方私鉄への譲渡などはなく、すべて引退しているようです。